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緊急小口資金の貸付特例について

貸付の対象者は、コロナの影響を受け休業等により収入減少があり一時的な生活維持のための貸付を必要とする世帯となります。

 

金額は「小口資金」というだけあって少ないです。貸付上限は10万円、ただし以下の条件のいずれかがあてはまれば上限は20万円となります。

①世帯員の中に新型コロナウィルス感染者がいる

②世帯員に要介護者がいる

③世帯員が4人以上である

④世帯員に臨時休業した小学校などに通う子がおり、世話が必要である

⑤世帯員に個人事業主がおり、収入が減少している

 

貸付け条件としては、無利子・貸し付けから1年間は返済不要・1年間の据え置き期間経過後2年間で返済することです。額が少ないながらもありがたいですね。

 

お住まいの地域の社会福祉協議会でお申し込みができます(事前に電話予約が必要)。社会福祉協議会ってあまり馴染みがない方が多いかもしれませんが、全国各市町村に窓口があり地域に根差した活動をする民間組織です。

 

申し込みに必要なものは以下の通りです。事前に用意しておけば申し込み手続きがスピーディーです。

・身分証

・住民票(世帯全員記載のもの)

・実印、印鑑証明

・貸付金を振り込む銀行口座の通帳

・収入が減少したことが分かる資料

・その他確認資料(指示があれば)

 

審査が行われたのち、問題が無ければ申し込み日から1週間~10日間程度で口座に振り込まれます。国とは違ってなかなかスピーディーな対応だと思います。

 

現在の状況がこの先どれだけ続くかもわかりませんので、心配な方は一度ご相談してみてはいかがでしょうか。