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今、自転車との付き合い方

ウィルスが猛威を奮い、季節外れの雪が積もったりと、なんだか大変な世の中となってきました。

 

過度な自粛もいかがなものかと思いますが、「自己責任」の名のもとに自由な行動をとることにも制限が必要です。「人と接する事」が制限されてしまう世の中は結構ツライものですね。

 

ウィルス対策の基本として、2通りのアプローチがあります。

①自分が感染者にならない事

②ほかの人に感染させない事

 

①に関しては多くの方は自覚し実践していると思います。

 

 

②に関しては「自分が感染していること」が前提となるので、ここの意識がまだまだ低いのかもしれません。

おそらく多くの方は「現時点で自分は感染していない」と思っているのではないでしょうか。実際にはほとんどの方は現時点では感染していない可能性は高いでしょう。

ところが、ごく一部の無自覚な感染者が感染拡大の原因となってしまっているという事実があるので、「自分は大丈夫」という不確かな自信は捨てた方が良さそうです。

 

でもこういう時って、楽観的な意見よりも悲観的な意見の方が支持されやすいし拡散力があるので、むやみに他人を非難したり誹謗中傷のような発信に踊らされないようにしていただきたいですね。

 

【自転車との付き合い方に関して】

 

・移動手段として

公共の交通機関を利用するより感染リスクは圧倒的に低いといえます。必要な移動であれば、電車やバスの代わりに徒歩や自転車での移動を多用するとよいと思います。

 

・サイクリングとして

単なるサイクリングは不要不急の外出行為にあたる可能性が高いので、要請があれば自粛するのが無難かもしれません。

しかし一方で、感染予防として自身の基礎免疫向上のためには適度な運動も必要なので、自転車に乗る行為を非難すべきではないと思います。前述したように、移動手段としては感染リスクが低いですので。

その代わり注意としては単独(または同居者と一緒)でのライドに限ること、極力お店などに立ち寄らないことです。

 

・家の中でできること

セルフメンテナンスをするにはまたとない絶好の機会ですので愛車を隅々まで綺麗にしてあげましょう。ローラー台をお持ちの方は室内トレーニングができますし、ZWIFTを使えばオンラインで疑似的に複数の人たちとレースやサイクリングが楽しめます。

 

 

当店では感染拡大防止のための取り組みを行っております。店内は十分に換気しており、アルコール消毒剤を常備しています。また(残念ながら)、店内が人で混み合うようなことはありません。

お客様の自転車を整備する際は基本的にグローブを着用して作業します。素手じゃないとできないバーテープの巻き替えは、必ず手を石鹸で洗ってから消毒を行ったうえで触るようにしています。

 

通勤や通学などで自転車が使えないと困ってしまう方のお力になることができれば幸いですが、状況を判断して営業時間の変更や休業をする可能性がありますので予めご了承ください。

 

力を合わせて乗り越えよう