自転車の盗難をご心配されている方は多いと思います。特に高価なロードバイクは転売目的の盗難が多発していますので注意が必要です。
盗難を防ぐには、まず以下の5項目を気を付けましょう。
①長時間駐輪しない
②必ず固定物と一緒に施錠する(地球ロック)
③切断されにくい丈夫な錠前を使う
④なるべく人目に付くところに駐輪する
⑤毎回同じところに停めない
④番は意外に思われるかもしれませんが、犯人は人目を気にしますので人通りが多いと目立つ行動を取りにくいのです。
次に、万が一の盗難に備えて予め用意しておくといい物がいくつかあります。
①自分の自転車の写真を(できれば複数枚)撮っておく
②自転車の型式や詳しい特徴をメモしておく(メーカー、年式、モデル名、交換したパーツ、傷などの特徴)
③防犯登録の控えや保証書・車体番号の写真を撮っておく(原本もなくさずに保管しておく)
これらをまとめてスマホなどに保存しておくといいでしょう。
実際に盗難に遭ってしまったら、まず真っ先に警察に行って盗難届けを出します。当たり前のことですが重要です。
この時に防犯登録の控えが必要となります。防犯登録をしていない場合や、登録の控えを紛失していた場合は、手続きがやや面倒になります。自転車が見つかった時に、それが間違いなく自分のものであると証明できる必要があるからです。
盗難届けを出したらひとまず安心かというと、ぜんぜんそんなことはありません。警察は盗難車を探してはくれません。探すのは自分でやらなくてはいけません。
盗難自転車情報の掲示板(http://www.cycle-search.info/csi/)に登録したり、最近ではSNSの拡散力を利用して情報提供を呼びかけます。
この時に自分の自転車の写真や詳しい情報があるのと無いので大きく違ってきます。第三者がそれらしき自転車を発見したとしても、それがあなたの自転車だと判別できるようでなくてはなりません。
あとは近隣の中古買取店を見て回ったり、オークションサイトをこまめにチェックします。ヤフオクの「アラート機能」を使うと便利です。
もし自分自転車らしきものを発見した場合、ヤフオクや中古車販売店で発見した場合、すぐさま「それ俺のです!」って出品者や店員に言ってはいけません。
直接コンタクトしようとすると、出品を取り消されたりして隠蔽されてしまいます。ヤフオクの出品者は犯人そのものかもしれないし、盗難車を買い取ってしまった第三者だったとしてもお金を払ってしまっているわけなので、「そうですか、じゃあ返します」とはなりません。
十中八九自分のだとわかれば、(フレームナンバーなどで確認できれば完璧)、ここで警察に通報です。警察は探してくれるわけではないので頼りにならないと思うかもしれませんが、被害届があってモノがあれば、警察は驚くほど迅速に対応してくれます。証拠さえしっかりしていればちゃんと動いてくれます。
盗難に遭わないようにすることが最も肝心ですが、盗まれてしまっても諦めずに迅速に対応すれば見つかる可能性もあります。
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