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チェーンメンテナンス

チェーンも消耗品です。だいたい5000kmくらい走行したら伸びてないかチェックしましょう。

 

チェーンは全体の1%の伸びが出ていたら要交換です。見た目ではわかりにくいので「チェーンチェッカー」という工具を使用します。

チェーンが伸びたまま使用すると、スプロケットやチェーンリングが磨耗しやすくなり、「歯飛び」の原因になります。

伸びる前にチェーンを交換することで、スプロケットやチェーンリングの寿命を延ばすことができるので、そのほうがコスト的にも安上がりになります。

 

 

また、チェーンを綺麗にしておくことがチェーンの寿命を延ばします。汚れの粒子が研磨剤となって摩耗を進行させるので、こまめな洗浄が効果的です。

駆動系のパーツは洗浄するだけで走行感が軽くなりますし、気分も良いです。たまには取り外して洗うとよりピカピカにすることができます。

 チェーンオイルもいろいろな種類があってわかりにくいのですが、大まかにオイルの粘度で用途が分けられます。

粘度が高いものは雨に強く潤滑性能の耐久性が高いのが特徴です。雨の日も乗る方や通勤・ロングライドに適しています。

粘度が低いものやWAXタイプは、耐久性では劣りますが、乾燥するとさらさらになって汚れが付きにくいのが特徴です。チェーンを常にピカピカに保ちたい方におすすめです。

 

注油するときはチェーン全体にたっぷりと含ませて浸透するまでしばらく置きます。それから表面の余分なオイルはサッとふき取ってください。オイルが付けすぎの状態のままだと、飛散してホイールやフレームの汚れの原因になりますのでご注意ください。

 

当店でチェーンのチェックやメンテナンス方法のレクチャーをしておりますのでお気軽にお尋ねください。